熊野三山歴史講座【令和6年1月30日(火)開催】(2024/1/9)
熊野三山協議会主催の歴史講座を下記のとおり開催します。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます(※入場無料・申し込み不要)。
- 日時:令和6年1月30日(火) 午後2時~午後3時30分【入場無料】
- 場所:那智勝浦町体育文化会館 2階 大集会室(那智勝浦町大字天満441-8)
- 講師:岩鼻 通明(いわはな みちあき) 氏 (山形大学名誉教授)
- 演題:『江戸時代における東北地方からの熊野詣』
講座要旨
江戸時代後期には、熊野から遠く離れた東北地方からも、熊野詣の旅が盛んに行われた。その多くは冬場の農閑期の旅であり、ほぼすべての行程は徒歩であったことから数か月を要した。そのルートは伊勢参宮および西国巡礼の旅となっており、参宮を終えた後に西国順礼の一番札所である那智山に参詣している。それらの旅の特徴について、旅人が残した旅の記録である道中日記を通して明らかにしたい。
講師略歴
岩鼻 通明 氏 (いわはな みちあき)氏
山形大学名誉教授
- 1953年大阪府生まれ
京都大学文学研究科地理学専攻修士課程修了。博士(文学)京都大学。 - 1983年
山形大学教養部講師として着任。 - 1996年
山形大学教養部改組により農学部助教授として分属。 - 2004年
教授に昇任。 - 2019年
山形大学を定年退職、現在は山形大学名誉教授。
著書
- 『出羽三山信仰の圏構造』
- 『韓国・伝統文化のたび』
- 『出羽三山 山岳信仰の歴史を歩く』
- 『絵図と映像に見る山岳信仰』
【お問い合わせ先】
熊野三山協議会 (事務局:新宮市商工観光課) TEL 0735-23-3333