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那智山青岸渡寺

宝物

青岸渡寺本堂

青岸渡寺本堂

本堂(如意輪堂) 742平方m、棟高18m、入母屋造り東南向きであり推古時代より六回改築致し天正十八年(一五九〇)豊臣秀吉の願いにより大工尼ヶ崎茂兵衛の造立で桃山時代建築とし南紀で一番古い建造物重要文化財指定。大正十三年に修理されました。堂内の鰐口は秀吉寄進文を刻み重量450kg直径1.4mです。

如意輪観世音菩薩

如意輪観世音菩薩 お前立ち
如意輪観世音菩薩

本尊如意輪観世音菩薩(秘仏)とは、如意輪、あるいは如意輪王と訳されています。この菩薩は、意のままに無数の珍宝を出すといわれ、いわゆる如意宝珠の三昧に住し、つねに法輪を転じて有情を摂化し、富貴、財産、智慧、勢力、威徳等願うままに授け与うるが故に、かように名づけられたと云いつたえられています。 
六道中で天上界を化導せられると信じられています。

大鰐口

大鰐口天正18年(1590)、本堂(如意輪堂)
再建の際、豊臣秀吉公より寄進された日本一の大鰐口。直径1.4m、重量450㎏。
鰐口にはその再興の趣旨が刻まれている。

大鰐口

金剛界曼荼羅

金剛界曼荼羅の成身会大壇具
金剛界曼荼羅

金剛界成身会三耶形といい、『金経門縁起』によると沙門行誉が大治五年(1130) に那智の浄土に再生することを願って埋納したもので、立体曼陀羅においてわが国では他に類例がない。 
那智山経塚出土品 銅造鍍金 平安時代 12世紀 一部国重要文化財

観世音菩薩像

観世音菩薩像

観世音菩薩像(重要文化財) 
那智山経塚出土品 銅造 
像高39.2 
奈良時代 7世紀(白鳳期) 
国重要文化財


わが国観世音菩薩像の初期のもので面相など体形は朝鮮百済仏に類似。

大日如来像

大日如来像

大日如来は宇宙の根本仏あらゆる仏菩薩の最高位にある密教の仏。 
那智山経塚出土品 銅造鍍金 像高19. 6
平安時代 12世紀 国重要文化財

尊勝院

尊勝院

中世行幸泊所跡にて当山最古の執行職の屋敷。開山裸形上人及び不動尊を奉安して那智山の史的上語るに米良実方院と同じです。

裸形上人像

裸形上人像

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