熊野三山歴史講座【令和元年11月2日(土)開催】(2019/10/21)
熊野三山協議会主催の歴史講座を下記のとおり開催します。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます(※入場無料・申し込み不要)。
- 日時:令和元年11月2日(土) 午後2時~午後4時【入場無料】
- 場所:那智勝浦町体育文化会館(那智勝浦町大字天満441-8)
- 講師:石川 知彦 氏 (龍谷ミュージアム副館長)
- 演題:『熊野那智山の彫刻と神仏習合』
講座要旨
那智山は熊野三山の一山であると同時に、西国観音霊場札所として、また、熊野修験聖地として信仰されてきました。那智山には様々な仏像や神像が祀られ、多くの優れた遺品が現存しています。これは、熊野三山で随一の質と量を誇っています。
今回は、これらの彫刻作例を概観するとともに、こうした作例が制作された背景となる神仏習合の様相を確認しつつ、この地が何故に観音信仰の霊地とみなされたかを探っていきます。
講師略歴
石川 知彦(いしかわ ともひこ)氏
龍谷ミュージアム副館長
- 1959年静岡市生まれ
神戸大学文学研究科修士課程修了 - 1984年~2009年
大阪市立美術館学芸課に勤務 - 2004年
世界遺産登録記念「祈りの道」展を担当 - 2009年~
龍谷大学 龍谷ミュージアム学芸室に勤務
【お問い合わせ先】
熊野三山協議会事務局 (新宮市商工観光課内) TEL 0735-23-3333