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熊野本宮大社

祭神

上四社【本社鎮座】

熊野牟須美神・事解之男神・速玉之男神・伊邪那岐大神・家津美御子大神・天照皇大神

中四社【大斎原(旧社地)鎮座(左祠)】

忍穂耳命・瓊々杵命・彦穂々出見命・鵜葺草葺不合命

下四社【大斎原(旧社地)鎮座(左祠)】

軻遇突智命・埴山姫命・弥都波能売命・稚産霊命

上四社 【本社鎮座】

熊野牟須美神

第一殿 熊野牟須美神(伊邪那美大神) 本地佛 千手観音

国土の基礎を築き、多くの神々を生んだ、伊邪那岐大神様の夫婦神である。
御亡くなりになられた大神様は「黄泉国」に鎮まるが、『日本書紀』に「紀州熊野の有馬」が大神様のお隠れになった地と記され、三重県熊野市有馬の花窟神社が、伊邪那美大神様の御墓である。
熊野三山 那智大社の主祭神。

事解之男神

第一殿 相殿 事解之男神

熊野夫須美神と御一緒に御祭りされ、表に出てこない神様。 伊邪那岐大神様が黄泉国に伊邪那美大神様に逢いに来られ、互いにあるお約束事をされた時に、発した言葉の中から生まれた神様。

速玉之男神

第二殿 速玉之男神 本地佛 薬師如来

伊邪那岐大神様が黄泉国に伊邪那美大神様に逢いに来られ、互いにあるお約束事をされた時に、唾を吐き合う儀式の中から生まれた神様。
熊野三山 速玉大社の主祭神。

伊邪那岐大神

第二殿 相殿 伊邪那岐大神

速玉之男大神様と御一緒に御祭りされ、表に出てこない神様。 国土の基礎を築き、多くの神々を生んだ、伊邪那美大神様の夫婦神である。 伊邪那美大神様に逢いに黄泉国熊野に来られ、後に黄泉国の穢れを禊により祓い、天照大神・月読尊・素盞嗚尊の三貴子を生んだ。

家津美御子大神

第三殿 家津美御子大神 (素盞鳴尊) 本地佛 阿弥陀如来

本宮大社の主祭神。
大神は御身の御毛を抜いて、種々の木を育成させた事により、木の神と称えられ、木(紀)の国の名の起こりは大神様の御神徳によるものと伝わる。 又、「大日本六十余州衆生我の許に参る者は、貧窮を除き富貴を与う、現世安隠後生善き所に生まれしむ、之、證誠阿弥陀如来熊野大権現也」と、御神徳を「熊野縁起」は伝う。

天照皇大神

第四殿 天照皇大神 本地佛 十一面観音

伊勢神宮の内宮と同じ神様
伊邪那岐大神様が黄泉国の穢れを禊により祓った際、左の目を洗った時に燦然と輝いた光と共に生まれ、高天原を治め、皇室の皇祖神として仰がれている美しい女神様。

中四社 【大斎原(旧社地)鎮座 (左祠)】

忍穂耳命

第五殿 忍穂耳命

天照皇大神様の御子。
天照皇大神様に素盞鳴尊様が天の安河で、邪心の無い事を誓約した時、天照皇大神様の左の髪に付けた勾玉をすすぎ洗ったとき生まれた神様で、天照皇大神様に命じられて豊葦原の瑞穂国(日本) に降臨する準備をされた。

瓊々杵命

第六殿 瓊々杵命

忍穂耳命様の御子。
天照皇大神様に豊葦原の瑞穂国を統治するよう命じられて、父忍穂耳命様にかわって降臨し、国の基礎を築いた神様。

彦穂々出見命

第七殿 彦穂々出見命

身ごもった木花開耶媛命様が、正しく瓊々杵命様の子であると証明する為に、母屋に火をつけ、燃え盛る炎の中で三人の子を産んだ中の末子で、別名火遠理命と申し山幸彦と呼ばれ、兄の海幸彦(火照命)の釣針を無くした事に始まる神話は有名。

鵜葺草葺不合命

第八殿 鵜葺草葺不合命

穂々手見命様が兄の釣り針を探す為に大綿津見神の国へ行った時に結ばれた豊玉毘売命が産気づいたので、産屋を急造したが、屋根に鵜の羽を葺き終わらないうちに産まれたので、鵜葺草葺不合命様と言う名が付いた。 育ての親である母の妹の玉依毘売命と結婚して、四人の子を得たが、四番目の子が神倭伊波礼毘古命で、後の神武天皇である。

下四社 【大斎原(旧社地)鎮座 (左祠)】

軻遇突智命

第九殿 軻遇突智命

火の神
伊邪那美大神様は、火の神軻遇突智命様を生む事により御亡くなりになられた。

埴山姫命

第十殿 埴山姫命

土の神
伊邪那美大神様がお亡くなりになる間際に、生まれた神様

弥都波能売命

第十一殿 弥都波能売命

水の神
伊邪那美大神様がお亡くなりになる間際に、生まれた神様

稚産霊命

第十二殿 稚産霊命

穀物の神・農業の神
伊邪那美大神様がお亡くなりになる間際に、生まれた神様とも、軻遇突智命・埴山姫命二神の御子とも言われる。 伊勢神宮外宮の御祭神豊受大神様は、稚産霊命様の御子神である。

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